『スパイスセミナー』に参加してきました!
7月3日に、『ハウス食品×レシピブログ』のスパイスセミナーを受けに、ハウス食品本社ビルへ行ってきました。
今年に入って色々なスパイスのモニターをさせてもらっていて
スパイスへの興味が深くなっていたので、当選した時は本当に嬉しかったです♪
会場に入ってまず、たくさんのスパイスが目に飛び込んできました。
いい香りが立ちこめていて、これから始まるセミナーへの期待感がグッと増しました(☆_☆)
セミナーは、
1.スパイスのおはなし
2.カレーパウダーづくり体験
3.スパイスでつくるカレーの試食
という流れで進みました。
スパイスのおはなし
スパイス、香り、ハーブの王様たちについてそれぞれ教わりました。
まずはスパイスの王様「コショウ」です。
写真は、コショウの実と花です。
コショウは通常、熱帯地方で育つので、温室栽培も難しいそうです。
これはハウス食品の研究所で育てたもので、大変貴重なものなのだそうです。
コショウには、ブラック、ホワイト、グリーン、ピンクの4種類があります。
この中でピンクだけが違う植物で、ウルシ科のペパーツリーといいます。
見た目が似てるだけで、全然辛くないそうです。
他の3種は製法の違いで出た色の違いなのだそうです。
香りの王様「カルダモン」です。
インド原産で、インドのミルクティー「チャイ」に入っています。
爽やかな香りで、私はかなり好きです。
ハーブの王様「バジル」です。
バジルの葉はなじみ深いですが、
写真はバジルシード(バジルの種)です。
右は種を水に浸したもので、周りがプルプルでタピオカに似ていました。
江戸時代にこのプルプルのバジルシードで目に入ったゴミを洗うのに使っていたそうで、それに由来して、バジルシードの和名を「目箒(めぼうき)」というそうです。
江戸時代にバジルの種で目を洗おうなんて発想からして粋です(^m^ )
スパイスは歴史にも深く関わっていて、16世紀にヨーロッパ人がシナモン、コショウ、ナツメグ、クローブを追い求めて戦争を繰り広げたそうです。
今じゃ考えられないわ(;´Д`)
ナツメグの実を割ったところです。
赤い編み目状の皮に覆われています。
更に解体したものが下の写真です。
赤い皮をむいて、更に黒くて硬い皮をむくとナツメグが出てきます。
赤い皮を乾燥させたものをメースといい、ナツメグよりも柔らかい香りがしました。
丸ごとのナツメグを見たことがなかったので、とても貴重な体験でした。
シナモンの原型です。
手前にあるがセイロンシナモンで向こう側にあるのがカシアです。
シナモンに種類があるなんて初めて知りました。
両方の香りを嗅ぎましたが、セイロンシナモンは香りが柔らかく上品な感じがしました。
カシアはまさに京都の八ッ橋の香り!!
なんだか懐かしい感じがしました。
向こう側から粒マスタード、洋がらし、和がらしです。
粒マスタードは茶色い小さい粒です。
和がらしと洋がらしは同じ色ですが、和がらしの方が粒が小さいです。
少しずつ食べてみたんだけど、洋がらしが一番辛かったかなー。
ここまでが主なスパイスのお話です。
今まで瓶に詰まったパウダーなど、加工された状態のものでしか見た事の無いものがほとんどだったので、驚きの連続でした。
次はカレーパウダー作りの体験と、
カレーの試食について書きますね(^o^)丿